黒田さんの日
午前は、お世話になっている黒田清久先生(黒田官兵衛の末裔)を訪ね近況報告。親身にご助言賜りました。
夜は、振付家の黒田育世さんの『ラストパイ』を拝見。40分最初から最後まで踊り続ける菅原小春さんと、松本じろさんの生演奏と歌が特に印象的。
倒れては奥に引きずられ、立ち上がって前方に歩み
また倒れて奥へと引きずられる男は、
度重なる災害にも負けずに立ち上がる人々の強さのようなものを思い起こした。
狂ったように走り回る女子
徘徊する者
黒とオレンジで統一されつつも、一人一人異なるコスチュームで、タイプも異なる個性豊かなダンサー達が時に思い思いの動き、時に統一された振り付けでの群舞と、光と影のコントラスト
悲しみや狂乱、様々な感情が次から次へと湧き上がっては塗り替えられる。
良い刺激を受けた。
創作意欲が湧く。
日本のコンテンポラリーダンス界を牽引する振付家の黒田育世が、Noism05から振付委嘱され2005年に初演した話題作。
異なるダンスシーンを駈け抜けてきたダンサーらによるドリームチームがDance New Air 2018に集結。伝説の作品が蘇る。