遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
武楽を始めるきっかけである母親の墓前にも報告と感謝を伝えることができました。
新年からブログを更新する暇もないくらい、引っ張られるように走っています。
昨年は2006年の「武楽座」旗揚げ公演から数えると丸々10年の節目の年でした。
この10年で、数えきれないご縁や機会を賜わり、被災地での奉納公演や、フジロックやアートアクアリウムなどの音楽・アートの祭典や現代アート、刀剣展覧会での武楽披露、当初からの念願であった世界の国々で公演させていただくことができ、テレビや雑誌、メディアでご紹介いただいたり、松本栄文先生のご縁からGUCCI創業家4代目グッチオ・グッチ氏に「Great performance! 芸術だ」と賞賛いただくなど、振り返れば多くの貴重な経験と成長をさせていただいた10年でした。
2016年は、2月の大地震の翌日に和太鼓ユニット我龍さん、XMA杉口さんと被災地台南へ飛び怒涛の台湾ツアーから、
5月には、セゾンアートギャラリーにて、画家のアツキさんの絵画作品と、川崎晶平刀匠の刀剣や、松本栄文先生、上杉孝久先生、セゾン美術館理事長の堤たか雄氏にもご挨拶いただくなどアートとしての「武の美」の展覧会を開催できましたことと、
9月には東京江戸ウィークと連携企画で上野 精養軒にて安間さんの徳川家ゆかりの甲冑はじめ、上杉子爵家の品々、中村麻美先生の日本武道館発行 月刊「武道」表紙絵、 武楽座の装束・面・道具、そして廃館危機の新渡戸稲造記念館よりパネル展示などの内容の「武の美展」を催すことができました。
11月には、民間最高褒章と言われる『東久邇宮文化褒章』を賜わりました。
今年は、地道に10年積み重ねて来たものを次なる目標、
■武楽の演者の充実
■武楽ならではの金字塔作品造り
・脚本
・演出
・作曲
・装束デザイン etc
■映像作品
に向けて具体的に進めてまいります。
ご指導ご鞭撻宜しくお願い申し上げます。