2020年最初の武楽座ナイト、皆さんお越しくださりありがとうございました。
去年のミラノで受賞しました「信長供養」に込めた想い、非業の死を遂げた信長公の供養、鎮魂として、ミラノの皆さんにも伝わるよう、ヴェルディのレクイエムと組み合わせたこと。今年15年となる武楽が、これまでにやってきた思いや願い。能と雅楽、歌舞伎の違い、そして武楽。日本文化の愛すべき部分、日本人が自分よりも他者のことを気にかけていること、プラスに捉えれば、自信につながり希望が湧いてくる。
自信がないことほど不幸なことはない。
自分に、家族や仲間に、そして自国に、自信を持てることの喜び。知ることで増す自信。
そして、自分のこと、自国のことを知ったうえで海外の方と出会えることによって、より良い出会いとなり得ること。
出会いが、人生を変えうること。
私自身の経験に基づく、私たちにできることなどお話ししました。
演武は、献武式、敦盛、屋島、鬼神。
皆さん、熱い想い、感想などをいただきまして、最後も、お話が尽きず、とても共感してくださったのが感じられました。
新年のふるまい酒として、「令和発しぼり」を皆さんといただきました。
ここから、また、大きな展開が広がりそうです。